座高の測定が廃止された理由をざっくり説明します!

健康診断の季節ですね。学校や会社で受けた人も多いのではないでしょうか?

健康診断といえば身長・体重・そして座高…?

しかし今年は座高の測定がなかったのではないでしょうか?

それ、偶然じゃないですよ!

この記事では座高測定が廃止された理由を、資料も交えつつ見ていきます。

 

 座高とは何か

廃止されたことを見る前に、座高についての知識を確認していきます。

座高とは、明鏡国語辞典によると、

上体をのばしていすに腰かけたときの、座面から頭頂までの高さ」です。

簡単に言うと、頭と胴体の長さの合計ですね。

つまり身長から座高を引いたものが足の長さになります。

と思いますよね?

 

でもそう単純じゃないですよ!

だって、座高は座って計るんですよ?

お尻の肉が分厚ければ分厚いほど座高が高くなるじゃないですか!!!

 

という私の心の叫びを書いたところで、次に進みます。

 

 座高を計る理由

足の長さを計るためじゃなかったら、何のために座高を計るんでしょうか?

ここで役に立つのが、

ニュースウオッチ9の過去記事です。

www4.nhk.or.jp

2015年5月19日に放送された「今年度で廃止に…理由は?」から調べてみました。

結論から言うと、座高を計る意味は

体が丈夫であるか知るためです。

「座高で測るのは頭と胴体。胴体には臓器がたくさん入っている。

だったら胴体が長ければ、臓器は大きくて丈夫だろう!」

という考えに基づいていたとか。 

ここまで読んで何か感じませんか?

そう、必要性の根拠がとってもあいまいなんです!

このあいまいさが廃止の際に大きなポイントになります。

 

座高測定の必要性

身長・体重のデータは、成長曲線で発達の度合いを示すのに使われます。

じゃあ、座高は?

何かに使われていたのでしょうか?

ここで役立つ資料は、文部科学省の会議の議事録です。

今後の健康診断の在り方等に関する検討会(第7回) 議事録:文部科学省

(平成25年8月15日)より内容の一部を抜粋します。

「……座高を使って何かしているところはないかと思って友人とか役員等にちょっと話を伺ったところ……やはり座高を使って何かをしているという養護教諭はいませんでした。……座高のその後の使い方というのが30年近くの養護教諭でも余り必要性というかうまく活用できていないというのが現状になっていました。」

 

「……学校で、座高不要論というのが非常に多いと調査の結果が報告されましたけども、学校ではだから何のために座高をやっているのというのが養護教諭も含めて、先生方も分からない。子供たちも分からない。なので、わからないからいらないんじゃないかというのが多いと思うんです。……身長と体重が非常に学校なんかで使われていて、成長曲線も使われていて、……それでよろしいのならば要らないかなと、なくてもいいのかなと現場では感じています。昔、座高測って机のサイズを決めるとかというのがあったようですけど、全くそれは機能していない。」

このように、座高ははっきり言って何にも使われていなかったのです!

「使うことのないデータ、しかも必要性の薄いデータを取るために検診の時間をとるのは無駄だ!」

という先生方の声もあって、座高測定は廃止された模様です。

つまり座高測定は、

意味がないから廃止されたといえるでしょう。

 

おわりに

私は、座高が廃止されて最もよかったのは身体測定の時間を短縮できることだと思います。1人30秒としても、500人いたら4時間以上。無くなるだけでかなり時間を節約できるはずです。先生方の負担が軽くなっていればよいなと思います。

ここまで書いてきましたが、調べている過程で私より詳しい記事がたくさんありました。ここでいくつかリンクを貼らせていただきます。

 

lastline.hatenablog.com

ogiwarahiroki.hatenablog.com

kininarun.com